福岡県の筑後地方は耳納連山が広がり、筑後平野の豊かな水源と肥沃な大地に恵まれた土地です。
そのため、良質な米が収穫でき、酒造りに適した条件が揃っています。
酒造りの原料は良質な米を使用し、雑味のないキレイな味わいの日本酒にするため、
丁寧に米を磨き上げます。その後、水分を吸水させた米を蒸し上げ、
適温まで冷ました後に麹室で麹造りをしていきます。
「酒母」「麹」「仕込水」「蒸米」 を発酵タンクに仕込み、約30日間かけて発酵させます。
タンクの中では、米のデンプンが麹の酵素により糖化され、
酵母によりアルコールへと変えられていきます。
搾りたての新酒に火入れをした後、貯蔵タンクで6ヵ月から1年間ほど貯蔵します。
貯蔵中の熟成により、まるみのある調和のとれた味わいになります。
職人が丁寧に製造管理しています。